美濃加茂市は、古くは中山道51番目の宿場「太田宿」として栄え、現在では大型商業施設や大手企業が工場を備える工業地帯がある、岐阜県の中南部に位置する都市です。美濃加茂市役所では、総務省の「自治体デジタル・トランスフォーメーション推進計画」に応じ、2022年にDX推進室を設置し、行政、公共サービス、役所内業務のDXに取り組んでいます。
自治体の職員は、「不正の防止」「職員の能力開発」「職場の活性化」という観点から、定期的な部門の異動を行うのが一般的になっており、美濃加茂市役所では異動にともなう業務の引き継ぎに手間取るという課題がありました。そこで、業務の引き継ぎをスムーズにできる方法として、マニュアル作成ツールの検討を開始されました。Dojoは市場の評価が高かったことに加え、USBのドングルを利用してライセンス認証を行うスタンドアローン版であれば、セキュリティ強化を重視した自治体特有の”三層分離”ネットワークでも利用できることから、導入いただきました。
Dojoの導入後は、トレーニングセミナーや個別の操作指導講習会で利用方法を学んでいただいた後、パソコン作業が多い部門を中心に、マニュアル作成に活用いただいています。Dojoを活用することで、手作業で画面をキャプチャーしてWordもしくはExcelに貼り付け、説明文を加える形でマニュアル作成を行っていた時と比較し、作業時間を半分以下に削減することができました。また、HTML5形式・DHTML形式で生成する動的なシミュレーションコンテンツは、教育用に最適との評価もいただいています。
今後は、Dojoを活用することで、マニュアル作成を起点に業務の見える化や業務改善につなげ、さらにはBPR(Business Process Reengineering)へ発展させていけるよう、取り組みを進める予定とのことです。